メトロン星人カラー蛾虎刺繍額【ウルトラセブン55周年記念】
【作品について】
レーヨン糸で刺繍した蛾虎は、色褪せることなく美しいままでい続けます。
背景を錆びさせた鉄板にすることで、移り変わる時間と消えゆく横振り刺繍の歴史を表現しています。
ご購入頂いた順に、全てハンドメイドで横振りミシンで刺繍します。
発送時に裏面に製作ナンバー、サインを直筆で書いて発送致します。
発送まで5日から4週間かかります。
ピンで壁にかけて飾っても、置いて飾っても美しい作品です。
【蛾虎について】
蛾虎(MOTH-TIGER)
2022年、寅年。 世界中が停滞していたコロナ禍の中、私は全ての仕事が無くなり、絶望の淵に立っていました。 「自分の刺繍人生も、ここで燃え尽きて終わりか。」
そんな暗闇の中で、脳裏に浮かんだのはあることわざでした。
「蛾の火に赴くが如し」
燃え盛る炎に向かって飛び込んでいく蛾のように、自ら進んで危険に飛び込むこと。
ネガティブな意味ですが、その破滅的とも言える美しさに、自らの境遇を重ね、今の自分を作品にしたいと思いました。
蛾は、捕食者からの攻撃を避けるため、フクロウや毒蛇に擬態する種類がいます。
自分が刺繍していて一番好きな、強さの象徴である「虎」と合わさったデザインができれば、危険の中に飛び込んでも、チャンスを掴む強さと勇気と逞しさをもったポジティブなデザインができるのでは?と思い誕生したのが蛾虎です。
蛾虎が生まれた翌日、渋谷のクラブイベントに呼ばれており、ミシンを持ち込みブースを出店していました。
周囲がラッパーやDJのパフォーマンスに熱狂する中、刺繍ブースに足を止める人はほとんどいませんでした。 ミシンにぶつかるお客様もいて、誰も興味がなさそうだし切り上げて帰ろうかと思っていました。
しかし、一人だけ刺繍を見たそうなお客様がいました。
「一人でも見てくれるなら、昨日できたばかりの蛾虎をでっかく縫って帰ろう」
そうして3時間夢中で縫っていました。
縫い終わると、そのお客様は名刺を1枚下さいました。
adidasグローバルのマネージャーでした。
「是非一緒に仕事がしたい。」
この瞬間、蛾虎は文字通り「炎を飛び越え」、世界へと羽ばたきました。adidas 世界で16人のクリエイターに選出され、2023年adidas SUPERSTARとコラボが実現。
2025年にはadidas原宿で刺繍ライブイベントも実現しました。
円谷プロのウルトラセブン、ウルトラマンとも公式に蛾虎コラボができ、絶望の淵で生まれたキャラクターが、私を最高峰の舞台へと導いてくれました。
ネガティブをポジティブに導く妖怪、それが蛾虎です。
蛾虎は、「危険な賭けをも、己の強さと才智と運で突破する」守護神のような存在です。
何かに挑戦しようとしている人、逆境の中にいる人。 この蛾虎を身に纏う時、あなたの足元を照らすのは破滅の火ではなく、未来を切り拓く希望の光であってほしい。
刺繍人生を懸けて生み出した、執念と逆転の物語を、ぜひあなたの日常に。