蛾虎刺繍ベトジャン
【服について】
上品な光沢とドレープ感のあるポプリン生地を使用したベトジャンです。ポプリン生地はしわになりにくく耐久性があるため、ライトアウターとしてヘヴィーユース間違いなしの一着です。襟はフラットカラー仕様でキレイめなコーデにはもちろん、ルードスタイルとも好相性。トレンドのルーズなシルエットでありながら、脇下の裾口はゴムシャーリング仕上げですっきりと着こなせます。さらに、スタイリングの幅が広がるダブルスライダー仕様や引手部分のボールチェーンなど使い勝手の良い1枚です。
ポリエステル 100% ポプリン
※ファスナーはダブルスライダー
【刺繍について】
横振りミシンでハンドメイドで刺繍した蛾虎デザインの作品を、1針1針コンピューターにプログラミングし、刺繍したパーカーです。
レーヨン糸を使い、縫う方向を工夫して刺繍しているので、光沢があり、見る角度により刺繍の表情が変化します。
ブラックのジャケットに紫系の蛾虎、グレーのジャケットにはエメラルドの蛾虎、グリーンのジャケットには緑の蛾虎が入ります。
【蛾虎とは?】
去年の9月、原宿の洋服屋さん「utility」での刺繍ライブが決まった時に、
社長から50分くらいで縫える、ポップなデザインを考えて欲しいとの依頼を受けました。
「ポップ」でパッと頭に思いついたイメージは蝶々だったのですが、
何かしっくりこないな〜と悶々としていました。
そんな日々の中、ある日たまたま目に入ってきた
【蛾の火に赴くが如し】
ということわざから、一気にイメージが思いついて蛾虎が誕生しました。
このことわざは、
「夜、蛾が火の中に吸い寄せられて燃えてしまうように、自ら進んで危険に突っ込んでいく」
という、あまり良い意味では使われない諺なのですが、
何度も失敗して、何度も痛い目に遭っている自分みたいだな〜と深く共感して、一気に暗い
気分になってしまいました。
逆に何か足してポジティブなデザインができれば、リアルを作品に表現できると考えました。
色々と考えた結果、虎ならよくスカジャンでよく刺繍するし、強さの象徴だし、
干支にもなっていて、縁起物で組み合わせ抜群かも?と思いつてできた概念が蛾虎です。
虎と蛾が組み合わさることで、
危険な賭けでも、虎の持つ判断力と才智、強さで乗り越え、羽ばたいていくことができるように
と意味を込めています。
※サイズ【着丈/身幅/肩幅/袖丈】
L--71/66/55/60
XL--74/69/58/61